福井県の芦原温泉にある旅館”べにや”に行ってきました。この季節は蟹(越前蟹)が旬なので是非お越しくださいと福井在住の友人のお招きで行ってきました。今の季節は水蟹と言って脱皮したばかりの蟹がお勧めでいただきました。甘くて柔らかくて、何もつけずにそのままいただきました。また蟹には日本酒が合います。福井と言えば黒龍酒造が有名ですがなかでも最高級の幻の酒”しずく”を日本酒好きの私のために用意してくださいました。すっきりとした味わいで蟹にぴったりです。ここべにやさんの懐石料理は器とともに贅をつくした四季折々の美味と珍味を堪能できます。空港から車で40分位の芦原温泉旅館”べにや”は数奇屋造りの落ち着いたたたずまい、お部屋には能登の輪島塗の調度品が寛ぎをいただけます。お部屋からの庭の眺めはまた格別でまったりとした時間がながれます。故・石原裕次郎さんがこよなく愛した日本の宿です。地下90mより涌きいでる温泉は75度の高温で、豊富な湯量を誇る温泉です。すべて源泉かけ流しのお風呂はゆったりと露天風呂や黒御影石風呂、桧風呂など、すばらしい庭園(今の季節は凛とした雪吊りが見事)を堪能しな
がら楽しめました。
翌日は足をのばし”
永平寺”にお参りに行ってきました。毎年大晦日の番組”行くとし来る年”で除夜の鐘の中継があるお寺さんです。座禅修業の道場です。”座禅”という正しい仏の教えを通して僧侶の育成をしていました。100人近い修行僧がいて雪空の下、裸足で修行している姿を目にして、私自身、身がしまる厳かな気持ちになりました。充実した福井でした。またいきたいなぁ〜!!美香
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