カールは米軍が使っていた兵舎を安く購入し、そこを住居と研究室と乾燥室にしましたが、住居部分が3分の1です。一番広いところが研究開発に使われたところです。
彼は大学には数カ月しか行っておらず、中途で退学してしまいました。彼の頭の方が進んでいたと言うことです。習うことが何もなかったのですね。そのかわり、1日1冊の本を読んでいたと聞きました。彼の頭脳は明晰で、フォトグラフィック・メモリーと言って、一回読むと全て記憶装置に記憶されてしまい、それプラス応用力があったために自分自身で望遠鏡を作成したり、海中の調査をするために、船の設計図を書いたりもしていました。必要とあれば、全て自分で作ってしまった、と言うことですね。
ですから、サプリメントの研究にしても、自分でアルファルファを刈り取る斧を作ったり、タブレットにする機械を作ったりしました。貧乏な中でもアメリカで2台しかないクロマトグラフィーと言う成分分析の出来る機械を購入するなど、研究には必要なものをそろえたのですね。
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