ところで農業の場合、草食の虫が害虫、肉食の虫が益虫と言うことになります。
害虫駆除にはてんとう虫を使用しますが、てんとう虫の幼虫1匹は1晩に6000匹分のアブラムシを食べて育つそうです。てんとう虫の産地と言うところがあって、そこから購入し、冷蔵庫で仮死状態で保管をします。そのてんとう虫を撒く時は、風上から風下に撒くことになります。
その他には雑草をバーナーで焼いたり手のかかる事を敢えてやっています。雑草駆除には土に水をまき、黒いビニールシートをかぶせると、カリフォルニアの太陽光は強いので、土が煮沸状態になり、雑草も害虫も駆除が出来るのだそうです。また、休耕地はカバークロップと言って根菜類やマメ科の植物を植え、土壌内の窒素の回復を図ったりします。
一時は、ローズマリーの苗に番号をばらばらに付け、抗酸化の比較、活性酸素を除去するための栄養素の量などを見るために、比較農法と言う方法が採られていました。
ハーブは世界中にまだまだ埋もれていて、色々な民族の中での民間療法の中から研究は続けられています。ベースとなるサプリメントとハーブは目的が異なり、いわゆるビタミン、ミネラル、プロティンなどは身体を構成するのに欠くことのできない補助食品に対し、ハーブは目的に合わせて摂るべき物で、調子が悪くないのに毎日とる必要は無いものです。かゆみが無いのに、かゆみ止めは必要の無いように。
つづく
橋本緑
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