教師達は北米から派遣、全てのバランスを崩さない事を念頭に置いた農場作りをしています。この農場は、そのほとんどが自然の状態で動物の生態の保護に充てられているようです。益虫にとっては害虫が撲滅してしまうと、食料が無くなる為、益虫も絶たれてしまうために、害虫の逃げ場所を確保しているのだそうです。一見「無駄」に見えるような土地も、自然のバランスを保つためには必要なことなのですね。
さて、創立者カール・レンボーグのエッセイの中から、
大地から恵を得たければ、まずその大地に食べたいものを食べさせなさい。
と言う言葉があります。大地が食べたいものは、化学肥料、化学薬品では無いはずですね。そして、野菜たちはその大地から栄養分を水とともに吸収するのですから。
カールは、妻子を失っても、研究を続けたのです。後日、息子は自分自身で後継者を育てるために、引き取ることになるのですが・・・。
つづく
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