対談の相手は竹田和平氏です。
竹田和平(たけだ わへい、1933年2月 4日 - )
日本の実業家、投資家。「タマゴボーロ」で有名な竹田製菓の代表取締役で、107社の上場企業の大株主でもある(2008年3月現在、四季報調べ)。これは個人が大株主となっている上場企業数で国内一位の数字である。
◎スキーでの事故
そのきっかけとなりましたのは、2002年の3月1日に妻とスキー
に行った先で、調子に乗って滑っていたら転倒して、頭から
雪の中に突っ込み首の骨を折ってしまいました。
その瞬間、首から下が全く動かなくなってしまいまして、
呼吸も出来なくなりました。36の時です。
頭の中で「生きている人は皆いつかは死を迎える」という
事実を理解してはいたのですが、現実に自分がそのような
状態になったという現実を、全くもって受け入れることが
出来ませんでした。
手術を受ける時に、僕の家内は医師から「これは命を取り
留めるための手術で、もし命を取り留めても、その後は寝た
きりか車椅子の生活になります。体育の先生を続けることは
無理でしょう」と言われた、そんな中でも手術は成功しました。
でもやはり首から下は全く動きません。
ここにいる皆さんがそういう立場になったら、どのように
思われますか?
つい昨日までは五体満足で、動くのが当たり前でいた自分
がある日、怪我とか病気で全く動けなくなりました。
「おそらく今後の人生は寝たきりか車椅子ですよ」と告知を
受けた。
「そういう時に皆さんだったら、ベッドの上で何を考えます
でしょうか?」なんてことを講演会で話しているのですけど(笑)。
つづく
自分自身がその立場だったら、どうしますか?
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