【腰塚】
僕が初めてみなさんの前で、自分の体験をお話するようになった
きっかけは、僕自身が小学校3年の時の担任の先生からの依頼でした。
その担任だった先生が横浜で校長先生をなさっていたのです。
でも、よく考えたら、自分が9歳の時の担任の先生と今もお付き合い
があるってすごいですよね。
そしてその先生からの電話で「お前の体験をうちの学校の生徒達に
話してくれないか?」と言われたのです。「何年生にお話しするの
ですか?」と聞くと「全校生徒の1年生から6年生まで全員にお願い
したい」と言います。
「話すのは構わないけども、何故ですか?」と言いましたら、
「子供たちがなぁ、生まれてこなければ良かったとか、死にたい、
何をやっても駄目だ、お父さんお母さんが大嫌いだ、家に帰りたく
ない、学校に行きたくないって、本当によく言うんだ」とね。
学校の先生達が何もしない訳ではなくて、一生懸命にその子一人
一人の存在価値だったり、命の大切さだったり、生きることの
素晴らしさや喜びなど、そういうことを一生懸命に伝えている
つもりではいる。
でも、そういう絶望している子供たちが減らないのも事実なんだとも。
つづく
みなさんの周りの子供たちがどうでしょうか?
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