ハワイに伝わる癒しの秘法「オ・ポノポノ」。神聖なる知識が導く心の平和のための苦悩の手放し方というサブタイトルだ。作者であるイハレアカラ・ヒューレン博士はハワイにある罪を犯した精神障害者の収容施設で5年ほど精神科医的な仕事を担ってきた。ヒューレン博士が赴任した当初、その施設は何重にもカギを開けて中に入るような危険な状態だった。暴力が蔓延し、職員も暴行されることが多かったので、収容者が暴れないように大量の薬を投与し、手錠と足枷でベッドに縛り付けるようなことも日常的に行われていたという。
その時、ヒューレン博士は何をしたか。彼は一度も収容者を診察することなく、ただ彼らのカルテを見て「ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛しています」と一人一人に向かって語りかけていったのだそうだ。すると7年以上もそこに収容されていた人たちが4、5ヶ月もすると容態が安定し、退院していったというのだ。そして現在では全員、退院したため、施設自体もなくなってしまったそうだ。博士の行為はクリーニングという手法で、全ての人生の責任は自分自身にあるということが大前提になっている。そして潜在意識の中に記憶が詰まっていると神聖なる知能からのインスピレーションが降りてこないため、過去の記憶をクリーニングしていく。ただその記憶はたとえマイナスのものであっても決して否定はしない。全ての記憶に感謝し慈しみ手放していく。
ハワイ語で「ホ・オ」は目標、「ポノポノ」は完璧を意味している。つまり「ホ・オポノポノ」とは完璧を目標として、修正すること、誤りを正すことという意味になるそうだ。
すごいと思いませんか?「ホ・オポノポノ」を実践しましょう。橋本緑EXより〓美香〓
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