今カリフォルニアに来ています。昨日は栄養学において全米No.1の名門大学UC Davisで
小児科や内科・栄養学etc…あらゆる分野の著名な教授たち総勢10名と対談させていただきました。
学生も大興奮のオールキャストだったそうです。
明日はスタンフォード大学で栄養×医学の講義を受けてきます☆
いや〜やはり米国は断然進んでる。米国著名大学では大学1・2年でこうした初等栄養学を授業に取り入れています。
素晴らしいですよね☆
ここから世界経済を支えるエグゼクティブたちが誕生していくわけですから健康管理も授業のうちなのです。
うらやましい限りです☆
さて、日本では女性のお悩みも時代によってずいぶん変わっていくものだなーっと実感した出来事がありました。
肌や老化に対するお悩みはつきものですが、なんとここ数十年で女性に白髪や脱毛のような
髪にまつわるお悩みが年々増加傾向にあるのです。
髪にまつわるトラブルは一般的にはよくわかっていないとされています。
一般的には頭皮を清潔に保つことや発毛促進剤がポピュラーなようですね。
髪の毛は血液のバロメータです。髪の毛は中国では『血余』と呼ばれます。髪の毛は余った血液というわけですね。
実際に体内の重金属やミネラル濃度を知るためには髪の毛を調べるので、中国のいう通り“髪はまさに血液そのもの”なのです。
このため、血液に関係する栄養素は当然毛髪の健康に直結します。
とくにタンパク質、ビタミンB群、カルシウム、鉄分、亜鉛ですね。
日本人は慢性鉄分不足の民族ですが、貧血状態では髪の毛にまで血液が回りません☆
さらに栄養素が十分でも、毛根が脂肪で詰まったりしては髪の毛は生えてきませんよね。
脂性肌や頭皮のベタベタには脂質代謝のビタミン、ビタミンB2の不足が心配されます。
マーガリンやショートニング(菓子パン・ビスケット類)・生クリーム・乳製品・スナック菓子・アイスクリームなどに多い、体内で分解されにくい飽和脂肪酸やトランス型脂肪酸を多く摂取している人も頭皮の健康が心配です。
日本45都道府県を巡り、何十万人と会い、相談を受けてきましたが、白髪や薄毛の方は
やはり和食より洋食、ご飯よりパン傾向が強いというのが印象的です。
さらに髪の毛は腎臓が弱まるのも脅威になりますから、塩分やストレス、冷えには気をつけましょう(^^)
余談ですが、カリフォルニアでは学校で炭酸の発売が禁止、
さらにテキサスを中心にフライフードやフライポテトも禁止になるなど相変わらず食にたいする革命は進んでいます(^^)
悲しいかな日本の栄養学の遅れは世界的に認知されているそう☆
知らぬが仏、って言えませんねぇ。
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